記事一覧

私は絶対許さない 15歳で集団レイプされた少女が風俗嬢になり、さらに看護師になった理由

☆☆☆☆☆2015年11月27日発行。 著者は雪村葉子。15歳の元旦に東北の田舎の無人駅で拉致され、輪姦された女性が書いた自伝。ノンフィクションらしいです。文章は読みやすいけど表現がざっくりすぎるところもあるので、本人が書いてるのかもしれない。元旦に予備校みたいなところの講習を朝から夕方まで受けて、帰りに無人駅で電車を待ってる時に拉致されてるのですが、元旦から講習があったりするんだろうか? しかもすごい田舎で・...

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限りなく完璧に近い人々

☆☆☆☆☆2016年9月29日発行。  著者はマイケル・ブース。北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)についての本。税金は高いけど高福祉国家で、幸福度の高い北欧の国々って、そんなに素晴らしいの? と考察した内容で、全部で500ページある力作。常々北欧の国々について知りたいと思っていたので、手に取りました。僕にとってこれらの国はまず、アトミック・スウィング、カーディガンズ(ス...

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ロッキング・オンの時代

☆☆☆☆2016年11月29日。 著者は橘川幸夫。1972年にロック雑誌「ロッキング・オン」を創刊した4人のうちの1人が、創刊からの10年を中心に書いた本。ぼくは1994年から2001年くらいまで「ロッキング・オン」をとても熱心に読んでいたので、その歴史が知りたくて読んでみました。大学生が集まって始めた雑誌なのだが、試行錯誤しながら軌道に乗せていくまでの展開が面白い。 淡々として文章なので盛り上がりに欠けるのだが、それそれは...

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渋谷音楽図鑑

☆☆☆☆☆2017年7月12日発行。 著者は牧村憲一、藤井丈司、柴那典。シュガー・ベイブ、山下達郎などの製作をやってたり、フリッパーズ・ギターのプロデュースもしてた牧村憲一さんが、地元である渋谷と音楽人生を絡めて語った本。タイトルからてっきり「渋谷系」について深く追求した本かと思ったら、ちょっと違いました。それでも渋谷の街と日本の音楽の歴史との関わりは面白かったし、山下達郎やはっぴいえんどの面々とのエピソード...

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東京タクシードライバー

☆☆☆☆☆2016年(単行本は2014年)。 作者は山田清機。13人のタクシードライバーに取材した、ノンフィクション。タクシー業界や業務についてや困った客のエピソードなんかも楽しいのだが、それよりもそれぞれのドライバーの半生の方が興味深い。 半分ぐらいはそんなライフストーリーが綴られています。職業経験が豊富な人が多いのでそれぞれの体験が新鮮だし、作り物じゃないリアルな生き様が響きます。 世渡りが上手くない人が多...

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