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無縁社会 ~“無縁死” 3万2千人の衝撃~

無縁社会

☆☆☆☆☆

2010年発行。 著者はNHK「無縁社会プロジェクト」取材班。

2010年1月に放送されて大反響を呼び、菊池寛賞を受賞したNHKスペシャルを書籍化したもの。

年間3万2000人が孤独死していて、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない
行旅死亡人(こうりょしぼうにん)として税金で火葬されてる人が多くいる事実に驚愕した。

そして家族いても遺体の引き取りを拒否するケースも多くあるみたいで、想像を超えた世界だった。

そんな人と人とのつながりが弱くなってる現代を、「無縁社会」と名付けて色々取材してまとめた本です。

孤独死する人は独身だったり、結婚したけど相手に先立たれた人が多いみたいで、これから独身に人が増えるので孤独死も増えるんじゃないかと書かれている。 まあ絶対増えますね。

そんな孤独死予備軍てきな人達へのインタビューが多数収録されてるのだが、孤独の深さがすごいです。 年老いていくと友人や家族もどんどん亡くなって行き、足腰も弱って行き来も出来なくなるらしい。

独身な自分としてはなんとも恐ろしい事が沢山綴られているのだが、孤独死したからってその人の人生がずっと悲しい日々だったとは限らないし、死に方よりそこに至るまでどんな風に生きたかが大切だと思う。 いまはSNSもオフ会やパーティーも沢山あるから、社交性があれば友達を作るのは難しくないんじゃないだろうか。

家族に迷惑をかけたくないと生前にNPOと契約して、死後の処理をお願いする人も増えているらしい。 こうゆうサービスを税金でやったらいいんじゃないだろうか。 葬儀についても「直葬」という火葬のみのもが増えているし、お墓に入らない人も多いとの事。

確かに仏教徒でもないのに葬式やったり戒名付けたり、お墓に入ったりするのはおかしいし、火葬だけして遺灰は適当に処分してほしい。 この本のインタビューだと家族のいない老人が、「死後も寂しくないように」と共同のお墓に入る手続きをしてたりするのだが、死後の世界を信じているんだろうか?

もう8年前の本だけど、こんな風にとても興味深いデータやインタビューが沢山載っているので、すごく勉強になりました。

独身の男女必読の書です。




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